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▲ コラム


店長の菊池一弘です。

このたびは、中国のお香専門店 中国香 古都香廠へご来店頂きありがとうございます!
中国のお香のみならず、中国雑貨のことなら何なりとお問合せ下さい!


 




     
麝香(ムスク)

甘く粉っぽい麝香の香りは、昔から繁栄と成功の香りと言われてきました。
また麝香はお香にまぜた時、香り全体を長く持続させてくれるのも隠れた特徴です。

ちなみに原料となる麝香鹿はワシントン条約で保護動物に指定されております。
そのため弊店商品を含め、お香や香水で使われる麝香のほとんどは、化学合成したものです。





>麝香をイメージした香料が使われているお香

     
高級香 蔵香      
▲ 本物の麝香 (イメージ)

麝香鹿はワシントン条約で保護動物に指定されている。
そのため、香料用途としては合成香料である合成ムスクが用いられるのが普通であり、麝香の使用は現在ではほとんどない。
 
龍涎香(アンバーグリス)

高級品になると金と等価で取引をされていた龍涎香は、
マッコウクジラの体内で発生する結石です。

現在捕鯨は禁止されているので、調査捕鯨で取れる場合や、
自然に排出した龍涎香を見つける以外入手方法はありません。
そのため弊店商品を含め、現在流通している龍涎香は、100%合成香料です。

香りは「「麝香に近い海の香り」と言われています。


>龍涎香をイメージした香料が使われているお香

     
中国香 龍涎香      
▲ 龍涎香実物写真(イメージ)

現在、捕鯨は禁止されているので、調査捕鯨で取れる場合、または、自然に排出した龍涎香を見つける以外入手方法がない。よって、現在出回っている龍涎香は100%合成である。
 
牛黄(ゴオウ)

牛黄(ごおう)は牛の胆石で、千頭に一頭の割合でしか発見されない珍重なものです。

そのためおそらく弊店の商品に記載されている牛黄は合成したものだと思われます。

牛黄の主産国は、オーストラリア、アメリカ、ブラジル、インドなど、
大規模な食肉加工設備を有する国が中心ですが、
BSE問題で北米産の牛黄は事実上使用禁止になっていること、
中国からの需要が以前にも増して高まっていることが原因で、国際価格は上昇傾向にあります。

口に含むと心地好い苦みと微かに甘みのあるものが良品とされていますが、 お香として使う事は極めて珍しいことです。
これもお香文化が生み出した知恵なのでしょう



>牛黄をイメージした香料が使われているお香
   
▲ 本物の牛黄(イメージ)


本物の牛黄

近年中国では、牛黄をこれまで以上に利用しようと、人造牛黄まで作っているそうです。


 
 
 

 

 

 

 

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