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竜脳香は、古くから高級な檀木として、中国や日本の宮廷で愛用されてきました。 その香りは樟脳に近く(※)、スマトラ、マラヤ、ボルネオなどの高温多湿な地域に生育するフタバガキ科の樹木が原木です。この類の樹木から取れる樹脂のうち、最も高い芳香を持ったものを竜脳香と呼びます。木材が新しいときは、時折現地の人が気分が悪くなるほど鮮烈な香りだとか。 また日本の高原に自生するオタカラコウ(雄竜脳香)は、竜脳香に似た香りがするそうです。
※樟脳は竜脳香の代用品としての側面もあるので、これは話が逆ですね。
安息香は、バニラのような甘い香りが特徴です。
原料はエゴノキ科の樹木の樹脂で、木に傷をつけてそこからにじみ出て固化した樹脂を採集します。 主な産地はインドシナ半島の高原地域とスマトラ島で、 産出量は後者のほうがずっと多いが、品質は前者が優れているとのことです。